国の将来を担う子どもたちに対する教育の重要性に着目し、山間地・離島等の「へき地教育」について、設立当初から一貫して助成を行っている。(いずれも、対象の各都道府県教育委員会の推薦を踏まえて、助成校を決定。)
(1)設備助成
- へき地校等の児童・生徒のスポーツ振興のため、全国のへき地小・中学校等に対し、運動具(球技用ボールセット等)を贈呈。(へき地教育設備助成(運動具寄贈))
- 学校図書の充実・読書奨励の一助として、全国のへき地小学校等に対し、児童図書を贈呈。(へき地教育設備助成(図書寄贈))
(2)研究助成
- へき地小・中学校等の児童・生徒が、規模・環境の異なる学校との交流により、相互理解を深め、社会性等の向上を図ることを目的とする活動資金を助成。(へき地教育研究助成(交流学習))
- へき地小・中学校等の児童・生徒が、その地域の文化や自然環境に根ざした特色のある自発的な体験学習や研究を行うための資金を助成。(へき地教育研究助成(自由研究))
昭和57年より、障がいのある児童・生徒に対する特別支援教育分野への助成を行っている。近年の子どもの障がいの多様化等の中で、その必要性は一層高まっている。
(1)設備助成
- 特色ある優れた教育を行っている全国の私立特別支援学校に対し、充実した教育水準の維持・向上の一助として、教育機材等の取得や教育環境整備のための資金を助成。
(2)研究助成
- 全国の特別支援学校及び特別支援学級、通級指導教室等の学校現場において、特別支援教育に関する実践的な研究を行っている教職員個人又はグループに対し、研究活動資金を助成。(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の推薦を経て、助成先を決定。)